モロッコ・スペイン・ポルトガルの旅(セビリア・リスボン観光)ジブラルタル海峡を渡り北上

ポルトガル、リスボンの町並み

こんにちは。

前回はモロッコのフェズ、シャウエンの旅についてでした。
今回はシャウエンからタンジェへ、ジブラルタル海峡を超えて一気にスペインのセビリアへ
そして最終目的地ポルトガルのリスボンまでの旅について記します。
旅もいよいよ後半です。

 

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新タンジェ港へのバスが見つからない!タクシーで移動。

翌日、シャウエン早朝発のバスに乗り、タンジェに到着。
タンジェのバスターミナルから、バスで新タンジェ港に向かおうとしましたが、バス乗り場が見つかりません。うろうろしていたら、偶然近くにいた女性が助けてくれ、女性自らタクシーに交渉をしてくれ最終価格は120dhに。その女性には本当に感謝です。。

新タンジェ港よりスペインのアルヘシラスへ向けて出発。
ジブラルタル海峡を渡ります。

船の中は意外にもガラーン。スペインに渡る船はもっと混雑を想像していましたが・・・

ジブラルタルの町が見えてきました!

スペイン、アルヘシラスに到着。

次の目的地、セビリアに行くためにバスターミナルに向かいます。
早速バスのチケットを買って、セビリアへ!

温暖な気候と明るい人たち、セビリアは住みたくなる街でした!

セビリア到着。セビリアは温暖な気候で人も明るく、とても雰囲気の良い町でした。何よりも嬉しいのは南米で習得したスペイン語が通じることです。もうこれに尽きます。
オランダでは英語が通じてしまうので、普段オランダ語を話す機会はほぼありません。つたない日本語でも使って話してくれる外国人には親近感が湧くのと同様、現地語で会話できるということは、現地の人と仲良くなれる良いきっかけにもなります。

スペイン広場。セビリアの一大観光地です。

スペインで食べたもの。
スペインといえば、バル!
一皿2〜4€くらいで美味しいイベリコ豚やチョリソー、ガスパッチョも頂けました。このスタンディング形式のバル、会話も弾み楽しいですね。ちなみに私が行ったお店では、席に座るには別途チャージがかかりました。

あちこちにあるスタンディング形式のバル。店内はお喋りを楽しむ人の活気であふれています!

朝食にはTABERNA EL PAPELONのイベリコ豚のホットサンドを。
オープンカフェで行き交う人を見ながら食事、優雅な時間でした。

イベリコ豚のホットサンドが、ドリンク付きで3.3€で食べられます。イベリコたっぷりでお手頃でおいしく、大満足でした。

素敵なスペイン、もっと長居したかったですが、時間もなくポルトガルへと移動します。

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リスボン観光 夏場はどこも行列!? ロカ岬とムーアの城壁は行って良かった!

セビリア内のバスターミナルからリスボンまで、7時間かけてバスで向かいます。
やっぱり名残惜しいスペインです・・・。

リスボンに到着。夜の20時過ぎでしたが、辺りはまだ明るかったです。
急な坂が多いため、いたるところでトラムに乗れます。

リスボン市内はあちこちで海が望めますよ!

 

それにしても、リスボンでの観光名所は移動のための行列がすごかったです。夏場シーズンからかもしれませんが、バスに乗るのも、電車の切符を買うのもつねに多くの行列が出来ていました。

私のおすすめスポット1つめはムーアの城壁です。
中国の万里の長城と似通う城塞です。上まで登るに連れて世界遺産を見渡せる景色に出会います。行くまでの途中、ちょっとした山道やごつごつした石段を登るので、ヒール靴やすぐ脱げるサンダルは辞めておいたほうが良いかなと思います。

ムーアの城壁。高所恐怖症の人はちょっとおじけづく高さかもしれません!

 

おすすめスポット2つめは、ロカ岬です。
ここは来て正解でした。ユーラシア大陸の最西端にあたるロカ岬は、コバルトブルーの海が美しく、断崖から眺める景色はそれはもう絶景でした。

 

リスボンでは外食にかかるお金は高めの印象を受けました。メイン通りのレストランで食べるのは勿論のこと、郊外でも日本の普通のレストランで食事するのとは変わらない感じです。スペインのバルがお手頃だったためリスボンでも期待していましたが、あえなくチーンでした。

郊外では、海を望むレストランに行ってみました。でも物価は安くないのでお手軽なハンバーガーをオーダー。

レストランからの景色です。右に海が少しですが…見えます(笑)

唯一、名物sardinha(イワシの塩焼き)を食べてみたかったので、大衆食堂に行って食べてみました。まさに日本で食べるサンマの塩焼きとでもいいましょうか。身が締まっていて味付けもあまり変わらず、塩味が効いていて美味しかったです。

唯一残念なのは、リスボン市内は落書きが多いこと!
どこへ行ってもとにかく落書きだらけです!たまにアートと思えるような落書きにも出会いますが、正直あまり気持ちの良い物ではありませんよね。せっかくの一大観光地、景観をこわしてしまうのはもったいないことです。

こんなに綺麗な町並みなのですから。。。

私たちが泊まったホステルはLiving Lounge Hostel
ここはおすすめできます!居心地の良いリビングと、全体的に清潔感があり、スタッフの方も明るくて良い方たちばかりでした。
オーダーすれば1人約9€でワイン付きディナーも食べることができます。
朝食には薄めのクレープを焼いてくれますよ。

メトロBaixa-Chiado駅を出て左に曲がり歩いてすぐの場所です。

もし行く場合は、看板がとても小さいので見落とさないようにしてくださいね。

 

さて、モロッコから始まり、スペイン、ポルトガルの旅、11日間ですべて巡ることができました。
かかった費用は、オランダ発着で1人あたり650€くらいでした。

またいつか、どこか違う国にも出かけてみたいと思います。

余談ですが、オランダのスキポール空港は世界で有数の「乗り継ぎで1泊を過ごしやすい空港」みたいです。たしかに、乗り継ぎ用に寝られるソファが並んでいるのを、帰り際に見つけました。みんなリラックスして寝ていましたよ!
ポルトガル、リスボンの町並み

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