こんにちは。ミルmillです。
前回は、オランダ移住して、海外生活の中で感じる良いなぁと思う点、そのメリットについて書きました。
今回はオランダに移住したデメリットについても書いておこうと思います。
海外生活は実際にしてみると、日本での普通が普通ではなくなるので、カルチャーショックや大変だなと思うことも多々あります。
今回はそんな点を挙げてみようと思います。
Contents
言葉の障壁の問題
これはどこの国にいてもぶち当たる問題ではないでしょうか。
以前の記事で、オランダは世界的にみても英語ランキングでは1位。基本的にどこでも英語が通じる国として紹介しました。
でも、やはりオランダは、アメリカやイギリスやオーストラリアではありません。
観光で少しだけ訪れるなら問題がなくても、移住となると話が違います。
英語で会話ができようと、普段の生活はやはりオランダ語。
スーパーでも銀行でも区役所でも、オランダ人は外国人であろうと、はじめはふつうにオランダ語で話をしてきます。
それに対して英語で返していたのも、はじめのうちだけ。
やはり、できることなら少しでもその国の言葉で会話をしたほうが自然なことだし、相手との距離感も縮まります。
言葉の障壁で感じることは、やはり知人や友人などとコミュニケーションをとる時です。
何人かで話をする時、オランダ語が話せたらどんなに会話がスムーズだろうと感じることが良くあります。
まわりがオランダ語で会話していて、自分だけが話に入れないと、ちょっとした疎外感も感じます
その国の言葉の障壁。日本ではまったく感じることのない障壁です。
これはどの国に移住してもやはり問題にはなる点ですね。
どこにいても、やっぱり自分は外国人
日本の中にいるとまったく気にしない点ですが、ヨーロッパなど髪の色も目の色もまったく違う人種の中で日々暮らしていると、やっぱり自分はアジア人だなぁとふと思います。
外国では自分は外国人。
気にするほどのことではないかもしれませんが、たまに、何というか、周囲と同化したい願望が生まれることがあります(笑)
たまに日本人と会うととても嬉しいし、何だか安心します。
これが日本人でなくて、たとえば同じ東アジアの韓国人であったとしても、安心感があります。
やはり、ひとは同じ人種を本能的に求めているのかもしれません・・・。
スポンサーリンク
長くて暗い冬。鬱々しくなる原因
オランダの春夏はとても過ごしやすく快適ですが、問題なのは冬。
日本以上に長くて暗い冬があります。
真冬の夕方は16時頃から暗くなるし、朝は8時を過ぎても暗い。
朝7時〜9時頃は出勤時間とかぶるので、オランダ人は真っ暗の中、自転車をこいで出勤します。
平日は、夜暗いうちに家を出て、夕方また暗い時に帰宅するので、丸1日夜の気分です。
室内で仕事をしていると、1回も外の光を浴びないことだってあります。
北欧ではこの長い夜に鬱になる人が多いようですが、オランダだって状況は同じです。
この長い冬を乗り越えてこそ、またオランダに美しい花の季節がやってくるのです。
食べ物の問題
これは、自分にとってはかなり大きい問題でした。
和食が根っから好きな私は、大好きな定食屋に行けないのは寂しいことです。
自分で日々、かんたんな和食を作って食べてはいますが、たまには外食もしたいもの。
しかし。
個人的な感想として、オランダの食事は正直美味しいとは言えません。
国民食ともいえるフリッツやハーリング、クロケットは、正直飽きてしまいます。
オランダでレストランに入るとかなり割高です。(味で判断するとどうしても割高に感じてしまう)
これは、食のバラエティに富んだ国に生まれた宿命ですね!
海外在住の日本人にとって、いかに海外で用意できる食材を使って美味しい和食をつくるか、
これは大事な点ではないかと思います。
税金、交通費、家賃、すべてが高い
日本と比べてオランダの税金はかなり高いです。電車など公共機関も高めです。
なので、オランダ人は自転車で何キロも走って通勤している人も多くいます。
以前の記事でふれましたが、アムステルダムは国際都市なので、他国から多くの移民がやってきます。
国土が狭いので、それに伴いとくにアムステルダムの家賃は高騰し続けています。
オランダで駐在で暮らすのなら良いのですが、そうでないなら、ビザの取得費用も含めて、ある程度の貯金は必要かなと思います。
店が早く閉まるから、娯楽はどうする?
日本と比べると、オランダのお店は、とても早くに閉まってしまいます。
もちろん店にもよりますが、早いお店だと17時くらいから閉まりだします。
服のお店は18時、家に一番近いAppleのお店も18時、雑貨屋さんも18時。
アムステルダムは19時とか20時頃まで空いていたりしますが、それ以外の都市はわりと早いです。
日本では、仕事後に少し寄り道もできますが、オランダはすぐ店が閉まってしまうので、それもあまりできません。
カフェも同じくらいの時間に閉まってしまいますが、バーは遅くまでやっているので、オランダ人のアフター5は、必然的にバーに寄ることが多いですね。
いかがでしたか?
他にもあるのですが、書くと長くなるので、
またこのメリット・デメリットのテーマについては、書くかもしれません。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
それでは、また!
コメントを残す