ローマといえば、街のあちこちに古代遺跡をみることができる有名な歴史都市。
かなりたくさんの見所があるので、今回は丸3日間を使ってローマをめぐることにしました。
地下鉄の乗り換えは簡単
ローマの地下鉄はA線、B線と2路線のみです。
目的地がどの駅にあるかさえ分かれば、あまり迷うことなく地下鉄でまわることができます。
2つの路線が交わるのはテルミニ駅だけです。
観光名所の多くはテルミニ駅からほんの数駅の間に固まっています。
なので、利便性を取るのなら宿はテルミニ駅周辺が良いかなと思います。
スリが多いので、できるだけ空いている車両や観光客の多い車両に乗っていました。
スペイン広場に座ろう
ローマの観光名所として有名すぎる広場ですね。
なぜイタリアなのにスペイン広場なのか?
どうやら近くにあるスペイン大使館にちなんで名付けられたそうです。意外にも普通でした・・・。
階段の前には美しい舟の噴水があって、こちらも人気スポットです。
はたまた意外だったのは、広場での飲食が法律で禁止されているということ!
映画「ローマの休日」ではジェラートを食べていましたが、今はダメなんですね。
たくさんの観光客に混じって階段に座ってみるとローマに来たんだという実感がします。
スポンサーリンク
巨大な円形闘技場コロッセオへ
コロッセオは言わずと知れたローマの一大観光地。
ローマ帝国時代の円形闘技場で、当時のローマ人たちの娯楽施設といえる場所です。
大きくて立派な闘技場、これを2000年も昔の人間である古代ローマ人が建てたなんて一重に信じがたいです。
建設された当初は、グラディエーターが猛獣たちと命を懸けた戦いをし、何千頭もの猛獣たちと数百人ものグラディエーターたちが命を落としたそうです。
一般市民はそれを娯楽として、時には食事をとりながら観戦していたわけで・・・。時代の価値観の違いでしょうか。
今でこそ観光客で賑わうコロッセオですが、昔は公開処刑もここで行われていたそうです。
当時、入り口のアーチには番号が付けられ、入場券に記された番号で入場をする際に
混乱を招かないようにしていたそう。現代とまったく同じですね!
地下には何匹もの猛獣たちの檻がありました。
今は地下がむき出しになっていて、迷路のような通路がよくわかります。
真実の口。
柵がありますが、通り沿いから真実の口を見ることもできます。
かなり並んでいたので、外から見るだけにしました。
ローマ帝国遺跡フォロ・ロマーノ
ローマ帝国の政治や経済の中心地であったフォロ・ロマーノ。
元老院議事堂や神殿、巫女たちの家などがありました。
上から眺めるとその位置関係が良くわかります。
古代遺跡は、大きな石の塊が点在していて、全く知識なく行くと何のことやらさっぱりです。
個人的には、オーディオガイドを借りるか、事前にウェブやガイドブックで遺跡の内容を調べて行った方が楽しめるかなと思います。
私はガイドブックはかさばるので、ウェブで調べた内容をスクリーンショットしておいて、それを見ながらまわりました。
パラティーノの丘は、アウグストゥス帝など歴代皇帝の邸宅や、貴族の娯楽であった馬の競技場があったりします。
小高い場所に高級住宅が立つのは今も昔も変わらないですね!
トレビの泉。
こちらも有名な泉ですよね。
ローマはどこに行っても観光名所と観光客であふれています。
カラカラ浴場をめぐる
コロッセオと同じく古代ローマ人の娯楽施設、いわゆる現代でいう「スパ」です。
当時はサウナのような温室や冷室まであったそうなので、ローマ人たちも現代人と同じように健康増進やリラックスで来ていたのでしょうか。
当時日本ではまだ弥生時代だったことを考えると、その頃から現代人にも通じる生活をしていたローマ人の文明の高さはすごいですね!
天井のない石の塊がそびえていて一見何のこっちゃですが、更衣室やテルマエがあった場所は石で仕切られていて、何となくの構造はつかめます。
想像を膨らまして見ると、なんて大きなスパ施設なんだ!!と改めてすごさを感じます。
いかがでしたか?
今回はローマを3日間使ってまわりましたが、バチカンも含めて名所と言われている場所を全て巡るにはギリギリの日数だったと思います。ただ、観光名所は多いものの、地下鉄と徒歩でほぼまわれる範囲にかたまっているので、移動はさほど大変ではありません。
観光客がとにかく多いので、日中の人通りの多い場所さえ選べば、ひとりでもあまり治安を気にせずに歩くことができました。むしろ、あちこちに遺跡があり、街もノスタルジックな雰囲気で、歩くのがとても楽しかったです。また機会があれば行きたい都市です。
もし行かれる際には、何かの参考にしてみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
バチカンも一緒に観光するならこちら↓↓