ニースから日帰りでエズとモナコを1日観光。
前回のエズ編に引き続き、今回はモナコ編です。
エズについてはこちらに書いています。
ニースから直でモナコに行く場合は、電車で約20~30分ほどの距離です。
私は途中エズ村に寄ったので、そこからバスでモナコに向かいました。
112番のバスに乗り約15〜20分ほどでモナコのモンテカルロに到着します。
モナコってどんな国?
モナコ公国は、地理的には南フランスのイタリアとの国境近くにある都市国家で、バチカン四国に続いて世界で2番目に小さな国です。お金持ちの多い国で知られていますよね。
その理由は何なのか?
どうやら富裕層にどーんとのしかかる税金がないらしいのです。
日本のように高所得者ほど税金が高く課される国では、富裕層になればなるほど、ある意味損をしてしまう国です。
税金がかからないとなると、高所得者が続々とモナコに居住したくなるわけですね。
とは言っても、そう簡単に住めるわけではありません。
モナコに住むには何億もの資産を所有していることが条件なようで。
そのような理由もあり、モナコ居住者の大部分は海外からの移住者なのです。
カジノに行ってみよう
モンテカルロは、モナコの代名詞とも言えるカジノがある場所です。
高級ブティックも軒を連ねています。周囲には高級車やセレブ風なレストランなど、なんだか華やかな雰囲気。
もちろん、観光客もたくさんいます。モナコのカジノで賭博をするのは気が引ける、というかそもそもそんな資金は持っておらず、見学のみでした。
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モンテカルロのスタバは眺望抜群でオススメ!
モンテカルロに着いたのはちょうどランチの時間。モナコで何を食べましょう。
カジノ前の坂道を下って歩いていくと、複合施設にあるスタバを発見しました。
テラス席で海が見えてロケーションは抜群です。
コーヒーは日本よりもお高め。
とても素敵で、ランチでなければ、ここで景色を眺めて過ごすのもありかなと思いました。
下の階に降りてみるとマックを発見。
物価の高いモナコでここを逃すといつ食事できるか・・・。何となくのぞいてみると、店内が人で溢れかえっていました。
どのレジもざっと10人以上は並んでいたのであえなく退散。
モナコだからって、高級レストランに行きそう、だとか、そんなわけではないですね。
そういえば、お金持ちの人ほど節約するってどこかで聞いたことがありますな。(まぁ節約かどうかはわかりませんが・・・)
モナコ宮殿広場から街を眺めてみよう
カジノのあるモンテカルロから、モナコ宮殿(Prince’s Palace of Monaco)まで歩いて向かいます。
高い丘の上にあるので、途中で階段や坂道を登ります。
私は、カジノから海岸線に一番近い道路に沿って歩き、宮殿までは約30分くらいだったと思います。
丘を登りきった宮殿からは眼下にモナコの美しい景色が広がります。
モナコは高層マンションがとても多いですね。小さい国土なので、高い空間を最大限に利用しているのでしょう。
高台から見ると、そびえる高層ビルの凝縮感がすごいです!
国の中にぎゅっと収めて、収めて!という感じがします。
宮殿近くには旧市街地があり、お土産屋やパン屋などローカル色の強いお店もたくさん並んでいて楽しいです。
宮殿に近い聖ニコラス教会は、モナコのグレースケリー王妃が結婚式を挙げた場所です。
現在は王妃が永眠している場所でもあります。
このあたりはとても雰囲気が良く、歩くのが楽しいです。
セント・マーチンの庭園です。
こじんまりとして、花や海の眺望が美しい公園。
こんな眺望も見ることができます!
グレースケリーに思いを馳せて。
ぐねぐね道と高層ビル
モナコと言えば5月に開催される世界F1レースのモナコグランプリが有名ですよね。
モナコの坂道が多くグネグネと曲がりくねった道は、F1コースにとっては最適の場所なのでしょうが、歩いてみると結構大変です。
街にいくつかある無料のエレベーターを使って効率良く移動しないと、長いぐねぐねの坂道をひたすら歩くことになりかねません。観光案内所に立ち寄れば、エレベーターの場所が載った地図をもらえるので、はじめに入手しておくと良いと思います。(モンテカルロのバス停前にあります!)
今回モナコの観光時間は半日でした。モンテカルロとモナコ宮殿付近の観光がメインでしたが、その2カ所はゆっくりと観光できました。
中心部以外も足を伸ばしたいという場合には1日は必要かもしれません。
富裕層が多いので警備員の数が多く、治安は良い印象を受けました。
ニースから気軽に日帰りで行けるので、プロヴァンス地方観光の際には、少し足を伸ばしてみても良いと思います!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。