前回のローマ観光編に続いて、今回はバチカンを1日観光しました。
ローマのテルミニ駅から地下鉄を使って気軽に行ける距離なので、ローマ観光の際はバチカンも合わせていくと良いと思います。
世界最小の国、バチカン市国へ
世界最小の国、バチカン市国。ローマ教皇が統治しているカトリック教会の総本山です。
どれほど小さいかというと、東京ディズニーランドとほぼ同じくらいの大きさだそうで。
一つの国として考えると、とっても小さいですよね。
Googleマップで見ても、実際に行って見ても、その小ささを実感します。
ローマ市内からそのまま入っていけるのですが、サン・ピエトロ大聖堂に入場するには入国審査のような手荷物チェックを受けます。
たまたまかもしれませんが、そのセキュリティチェックが長蛇の列!
1時間ほど並びました。チェックを受ける入り口が狭く、かつ機械が少ないので、ずらーっと広場に列ができています。
キリスト教会で最大のサン・ピエトロ大聖堂
キリストの使徒ペトロの墓所を祀る聖堂でもあるサン・ピエトロ大聖堂。
時期はクリスマス間近。キリストの誕生を祝い、大聖堂の前に飾られていました。
入場すると、右側にあるミケランジェロのピエタ(キリスト母子像)がとても神々しいです。
豪華な大理石の柱、絵画や彫像が並び、大聖堂の威厳を感じずにはいられません。
エレベーターと階段を使い、大聖堂のクーポラにのぼります。
バチカン市国から一直線に続くローマの風景が見渡せる絶好のポイントです!
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システィーナ礼拝堂の『最後の審判』は圧巻!
システィーナ礼拝堂はバチカン宮殿にある礼拝堂です。
バチカン美術館のチケットを購入し、見ることができます。
美術館は多くの異なるギャラリーがあり、広くて、歩いてまわるだけでもしっかり半日はかかります。
こちらは地図のギャラリー。
イタリアの各地や、世界の地図が壁にずらっと展示されています。
見学の最後の方にあるシスティーナ礼拝堂では、ミケランジェロの最高傑作とも言われる、教会壁一面の絵画『最後の審判』を見ることができます。
ボッティチェリやピントゥリッキオなど有名画家も内装の絵画を手掛けています。
思わず写真におさめたくなりますが、礼拝堂に関しては写真撮影は禁止されています。
バチカン自体はとても小さいのですが、大聖堂や美術館はとても広くて見応えがあるので、観光にしっかり1日はかかりました。
ローマ地下鉄で自分でできる対策
さて、ここからはひとり旅で気になるローマのスリ対策や治安について書きたいと思います。(あくまで個人で思ったことです)
地下鉄は平日の朝と夕方のラッシュアワーを避ければ、それほど混雑はしていませんでした。
電車に乗る時にはスリに遭わないようカバンを前に持ち常に意識を向けておくのが大事です。
あとは、必要以上におどおどしないこと。
スリは狙いやすい人を狙うので、スキを見せないよう、ひとり旅ならなおさら堂々としていた方が良いと思います。
あとは、できるだけ空いている車両に乗ることでしょうか。
わかっていても、旅行中は意外と気が緩みがちになります。
ローマでの移動はほぼ地下鉄になるので、スリには気をつけたいですね!
ローマの治安は?
治安面では、テルミニ駅周辺はやはりいろんな国の人が商売をしているのであまり良いとは言えないです。
ただ、移動の中心となる駅なので、宿が集まっていて、観光客もたくさん歩いています。
最低限、夜遅く人が少ない時間帯に出歩かないなど気をつければ良いのかなと思います。
トレビの泉やスペイン広場など観光客が集まる場所は危険ということはありませんでしたが、
スキができやすいのが地図やガイドブックを広げている時。
片手で気軽に見ることができるスマホにあらかじめ情報をダウンロードまたはスクリーンショットしておいて、取り出したい情報はすぐに見れるようにしておくのが良いかなと思います。
あと、スマホは自分の手からは離さない方が良いです。
そばに置いたら一瞬のスキになくなっていた、という友人の話はよく聞きました。
さて、いかがでしたでしょうか?
ローマはイタリアの中でも一番と言って良いほど見所が多い都市です。
バチカンも含めて名所をまわりきろうとすると、最低でも3日は必要だと思います。
それでも若干急ぎ足にはなりますが・・・。
古代の遺跡が満載で雰囲気も良いので、飽きる事はありませんでした。
またいつか機会があれば行きたい都市です。
ローマに行かれる際には、何かの参考にしてみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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