【バルカン縦断】セルビア・ベオグラード見所1日観光と悲劇・・・

 

12日間でバルカン半島とハンガリーの10ケ国をめぐる旅。

国は以下の順番にバスでまわります。(★は今回訪れる場所)
ギリシャ(アテネ)→ブルガリア(ソフィア)→マケドニア(スコピエ)→コソボ(プリシュティナ)→モンテネグロ(コトル)→クロアチア(ドゥブロヴニク)→ボスニア・ヘルツェゴビナ(サラエヴォ)→★セルビア(ベオグラード)→ハンガリー(ブダペスト、エステルゴム)→スロバキア(シュトロヴォ)

ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエヴォを後にして、バスで次の国セルビアのベオグラードへ向かいます。

サラエヴォでセルビア人による悲惨な紛争の跡を見た後だったので、少し複雑な気持ちでした。

サラエヴォの記事はこちら

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ベオグラードに到着

セルビアのベオグラードに到着。

あれ、何だかイメージと違うぞ?

駅周辺だけかもしれませんが、財政危機なんじゃないかと思うほど建物の古びた感じや道路のガタガタ感。
第一印象としては、そこがセルビアの首都だとは思えませんでした。
気を取り直してバスターミナルから中心街へ歩きます。

市街中心部までは歩いて約15分ほど。
中心市街に入るとさすがに整備された綺麗な建物が並んでいました。

まずは腹ごしらえを。。
セルビアは物価が安いので、思いっきり食べますよ!
良さそうなレストランを探しましょう。

傘がたくさん!MANUFAKTURAでセルビアの名物料理

道を歩いていると、たくさんの赤い傘がかかっている素敵なお店を発見。
入ってみることにしました。
クネズ・ミハイロヴァ通りと交差するKralja Petra通り沿いにあるMANUFAKTURAというお店。

 

頼んだのは、セルビアの代表的な肉を使った煮込み料理。
バルカン半島全般にいえますが、肉料理がとても多い印象です。
セイロに入ったゴマのパンも付いてきました。
(今回写真を取らなかったので、イメージがわきにくくてスミマセン)

そして、久々の魚介パスタも注文。
見た目はいたって普通ですが、深めのフライパンの中にタコやムール貝などたっぷりと魚介が入っていてとても美味でした!

リーズナブルなのもあいまって、2日連続で通ってしまいました。

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ベオグラード要塞からドナウを眺める

賑わっているクネズ・ミハイロヴァ通りからベオグラード要塞へ向けて歩きます。
ローマ時代そしてオスマン時代からずっと続いてきたというベオグラード要塞。

トルコ風呂があったり戦車や大砲があったりと歴史的な物も残されています。

今は公園になっていて、ベオグラード市民がゆったりと過ごせる憩いの場のようです。
要塞の上からはドナウ河とサバ川、ベオグラードの景色が一望できます!

クネズ・ミハイロヴァ通りはバルカン一賑わうショッピング街

クネズ・ミハイロヴァ通りはバルカン半島の中でも一番といっていいほど、華やかで賑わっている目抜き通り。
並んでいる建物やブランドはどちらかというと西ヨーロッパな印象です。

西欧と比べてリーズナブルな物が多いので、ショッピングを楽しむのも良いですね。

他にも、ドナウ河の支流のサバ川沿いにAda Ciganlijaというビーチがあるそうで、有名な観光スポットのようです。

泊まった宿で悲劇が発生!

今回はフランス大使館の前にある某ホステルに泊まりました。
そこで最悪なことが発生してしまいました。

宿の管理人に「4人部屋を好きに使っていいよ~」と言われ、私たちは広々した部屋に浮かれ気分。
夜眠ろうとすると、近くのパブから爆音が・・・。爆音は深夜になってもずっと続きました。

翌朝、宿主に爆音のことを言うと、「フランス大使館から聞こえる音のこと?」と。

いや、明らかに近くのパブの音ですよ。。

さらに翌朝起きると、
何だか体がすごく痒い・・・

腕にポツポツと赤い斑点ができています。
痒さは止まらず、それどころかますます痒くなり、
翌日には赤い斑点は大きくなり何十ヶ所も足や顔にも広がっていました。

なんとここに来て、ノミにやられました

ノミにやられるなんて、グアテマラ以来です。
グアテマラではチキンバスやマーケットにノミはつきものだったのでやられたのはわかりますが、まさかヨーロッパでやられるとは!

その後は尋常でない痒さと戦いながらの観光となってしまいました。。。

 

ベオグラードでは、中心部以外のインフラの悪さや、未だNATO空爆の跡が残されていたり、物乞いの子供達がいたりとマイナスな面も目にしました。
歴史的な建物がさほど残されていないのは、やはり空爆による影響なのでしょう。
紛争中は、セルビアでも多くの人が難民として他の国で生活をしていました。

ボスニア側から感じたセルビアの印象と、セルビア側から感じるセルビアの印象もまた違うものですね。

一方向からの見方だけではなく、いろんな面から物事を捉えるのって大事だな~と改めて思いました。

ボスニア・ヘルツェゴビナに入ってからは色々考えさせられるバルカンの旅です。

次回はいよいよこの旅最後の国、ハンガリーへ向かいます。
はたしてノミの痒さに耐えられるのでしょうか・・・。

続きはこちら↓↓

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