12日間でバルカン半島とハンガリーの10ケ国をめぐる旅。
国は以下の順番にバスでまわります。(★は今回訪れる場所)
ギリシャ(アテネ)→ブルガリア(ソフィア)→マケドニア(スコピエ)→コソボ(プリシュティナ)→モンテネグロ(コトル)→クロアチア(ドゥブロヴニク)→ボスニア・ヘルツェゴビナ(サラエヴォ)→セルビア(ベオグラード)→★ハンガリー(ブダペスト、★エステルゴム)→★スロバキア(シュトロヴォ)
前回は、ブダペストでの観光について書きました。
今回は、ハンガリーでの食事とスロバキア・シュトロヴォへの日帰り観光について書きたいと思います。
ついに10ケ国の最終国です!
Contents
ハンガリー料理って?
ハンガリー料理は世界3大料理の一つと言われています。
優しい味付けのハンガリーの料理は、日本人の口にもよく合うと思います。
パプリカをふんだんに使うので、全体的に赤い色のお料理が多いです。
代表的なのは、グヤーシュという牛肉とジャガイモと野菜を煮込んだスープやパプリカの肉詰めなど。高級食材のフォアグラもハンガリーの特産品なので、街ではフォアグラの缶詰屋さんをよく見かけます。
気軽に食べられ美味!Bors GasztroBarのスープ
美味しいハンガリースープが食べたいと思っていたら、口コミで人気のテイクアウトのスープ屋があることを知り、行ってみることに。Bors GasztroBarというお店です。
ラーコーツィ大通りと交差するカスィンツィ通り沿いにあります。
お店の外でスープを食べている人がいたり、行列ができていたりするので見つけやすいかなと思います。店はとても小さいけれど明るい雰囲気です。
基本はテイクアウトが多いですが、座って食べられる場所も数席あります。
スープは日替わりで、その日に出されるスープをいただきます。
その日は偶然にもグヤーシュの日でした!
仕込み時間が長いのでしょう。
野菜の旨味とコクがあります。具がたっぷり入っていてとても美味でした!
スープ屋の近くには個性的なパブや雑貨屋があり、なかなか面白かったです。
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安くて美味しいハンガリー料理。Belvarosi Disznotoros
地元の人に聞いた、地元人に人気のハンガリー料理のお店Belvarosi Disznotoros。
大きなテーブルと外にスタンディング席があり、気軽に食べたり飲んだりできる店です。
入った時はお昼時で、多くの人がテイクアウトしたり、その場でサクッと昼食をとっていました。
カウンターのガラスケースには沢山のお料理が並び、自由に好きなものを選べます。
ハンガリー料理の他にも、サラダや揚げ物やウィンナーなども。
ラタトゥイユ風のサラダと、パプリカのクリームスープ、プルクルト(肉の煮込み)、ハンガリー風のジャガイモコロッケなどを選びました。食べたいものを全てがっつりいきます(笑)
地元人が気軽に入れるだけあって、価格がリーズナブルで、美味しくて大満足でした!
フードコートや民芸品。歩くのが楽しい中央市場
鎖橋のすぐ近くにある中央市場。常に多くの人で賑わっていました。
1階は食料品、2階はフードコートと民芸品、地下には魚屋やスーパー、ホーロー食器などキッチン用品のお店があります。
かなり広くて店の数が多いので、じっくり見ているとアッという間に1時間や2時間経ってしまいます。
食料品売り場には、お土産用のパプリカパウダーがたくさん売られていました。
雑貨ではハンガリー刺繍をはじめ、木製品やクリスマスのナッツクラッカーなども。
フードコートではハンガリー料理やスイーツなどが売られていましたが、どちらかというと観光客向けの価格です。
スロバキア・シュトロヴォへミニトリップ
ブダペストから行こうと思えば日帰りでいけるのが、お隣の国スロバキア。
スロバキアとの国境の町エステルゴムまでは、直通バスで約1時間20分ほどです。
エステルゴムのバスターミナルから歩いて、ドナウ河に架かるマーリア・ヴァレーリア橋を渡ると、スロバキアのシュトロヴォへ入ります。
国境の橋を渡ると、そこはもうスロバキアです。
シュトロヴォ自体は、のどかなとっても小さな町です。
メインストリートに面したお店でランチをとり、
より見所の多いエステルゴムへと戻りました。
エステルゴムは13世紀半ばまでハンガリーの首都として機能していました。
ブダペストの大聖堂よりも大きなエステルゴム大聖堂があり、
まるでギリシャの神殿のような外観の大聖堂は、ハンガリー・カトリック教会の総本山だそうです。
大聖堂の丘の上からスロバキアの風景を一望することができます。
観光客が少ないのでのんびりと景色を楽しめますよ!
素朴な自然の風景といった感じで、ブダペストとはまた違う魅力があります。
いかがでしたか?
12日間でバルカン半島とハンガリーの10ケ国をめぐった旅。
ギリシャのアテネからスタートし、バルカン半島の国々を縦断し、最後のハンガリーまで無事にたどり着くことができました。
たくさんの美しい景色に出会い、色々と考えさせられた旅、そして小さな事件がおきた旅でもありました。
バス移動は正直体力的にはややきつかったですが、短い期間で色々な国を経験することができたのは良い思い出になりました。もうこんなタイトな旅はすることはないと思いますが…(笑)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。