小さい頃は「ドレミの歌」をよく歌いました。
幼稚園か小学校で教わったのか、昔のことなので忘れましたが、いつの間にか知っている曲の代表ですよね。
サウンドオブミュージックの映画を見たのは、確か高校生の頃。
映画に出てくる曲は誰もが聞いたことがあるような有名な曲ばかりですが、
特に感動したのは、映画の舞台。
広大な山と高原、中世の街並みが美しくて、いつか行ってみたいと思っていました。
今回実際に行ってみて、ザルツブルクで特におすすめしたい見所6つをご紹介したいと思います!
Contents
ドレミの歌の舞台、メンヒスベルクの丘
マリアが子供達とドレミの歌を歌うシーンで有名なメンヒスベルクの丘。
私は旧市街から少し離れたザルツブルク中央駅近くに宿があったので、そこから20分ほど歩いて、ミラベルの庭園経由で名所の集まる旧市街へ行っていました。
トラムを使って近くまで行くことも可能です。
無数の鍵がかかった名所Makartsteg橋を渡り、さらに5分ほど歩いた場所にエレベーター乗り場の入り口がありました。
歩いて登ることができますが、かなり時間がかかるので、
エレベーターで丘のてっぺんまで一気に登りましょう。
頂上にはところどころフェンスがあるものの、丘から見える景色は、まさに映画の世界!
とても美しくてため息が出てしまいます。
ドレミの歌の舞台、ミラベル庭園
ミラベル庭園で歌うシーンも有名ですね。
私が行った時は、庭園のお花は五分咲きほどでした。花が満開に咲く春~夏にかけてが一番綺麗でしょうね。
子供達がマーチをするペガサスの泉も素敵です。
ツアー客たちが皆でドレミを歌っていました。
庭園の上の方にはひょうきんな妖精の像がたくさんあるのでお見逃しなく!
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旧市街でサウンドオブミュージックの舞台をめぐる
ザルツブルクは歩いていれば映画に出てくる場所ばかりです。
ザルツブルク旧市街、フェルゼンライトシューレ(劇場)、レジデンツ、馬の洗い場、ノンベルク修道院などなど。
ノンベルク修道院はホーエンザルツブルク城から少し歩きますが、それ以外の観光名所はほぼ旧市街に集まっているので、あまり時間がなくても十分にまわれる範囲です。街中はとても美しく整備されているので安心して歩けます。
マリアがいたノンベルク修道院は、道が工事中でかなり遠回りをしました。
大聖堂の上階とパイプオルガンを間近で見物
ドームクォーターは大聖堂、大司教のレジデンツ、レジデンツギャラリー(絵画館)が一つの通路で結ばれた建物です。
ここではザルツブルク大聖堂の内部を上階から眺めることができます。
ヨーロッパの教会のパイプオルガンの大きさには毎度圧倒されますが、ここではかなり間近で見ることができます!パイプオルガンは、加圧した空気を鍵盤で選んだパイプに送ることで音を出す楽器。
無数にある大小のパイプや、実際に演奏をするオルガンもじっくり見ることができる貴重な体験でした。
モーツァルトが生まれ育った場所をめぐる
ザルツブルク旧市街の中心地にモーツァルトの生家が、
またミラベル庭園から目と鼻の先にモーツァルトの移り住んだ住居があります。
なんて素敵な場所で生まれ育ったのでしょうか。
時にはミラベル庭園で散歩をしながら、旧市街のカフェでお茶を飲みながら、作曲をしていたようです。
住居には家族に書いた手紙などが多く展示され、彼の深い家族愛が分かります。
幼少期に使っていたバイオリンや演奏会で使用したピアノなども展示してありなかなかの見応えです。
ちなみに、旧市街の生家からすぐ近くにあるCafe Tomaselliはモーツァルトが通っていたカフェだそうです。
ホーエンザルツブルク城
ザルツブルクを象徴する、丘の上にそびえるホーエンザルツブルク城。
ケーブルカーを利用して登ることができます。
眺望が素晴らしく、美しい山と緑に囲まれたザルツブルクの景色を望むことができます。
ちなみに。ひとり旅には手軽にシュニッツェルバーガー
シュニッツェルは主にウィーンで有名なカツレツですが、ザルツブルクのスーパーでも売っていました。
ウィーンで食べて美味しかったので、ランチはスーパーのデリコーナーで売っているシュニッツェルをパンに挟んでもらい食べていました。やはり美味です!
ザルツブルクにはザルツバーガーというのもあるらしく、店員さんに
「シュニッツェルはウィーンのものだから、ザルツブルクではそっちを食べなきゃ!」
と言われましたが^^;
いかがでしたか?
約1日半の観光でしたが、主な観光地はほぼ全て見ることができました。
レジデンツとホーエンザルツブルク城はやや駆け足だったので、ゆっくり見たいのであれば数日かけた方が良いと思います。
観光名所は山や丘にあることが多いので歩きやすい靴でないと疲れてしまうかなと思います。
ザルツブルクはサウンドオブミュージックの舞台そのものの美しい町でした!
もし行かれる際には、何かの参考にしてみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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