バルト3国って、ヨーロッパの中でも何だか遠い存在でした。
エストニア、ラトビア、リトアニア。
それぞれの首都が世界遺産に登録されていてとても美しい街という話を聞いていたので、
バスで縦断することにしました。
リトアニアから北上してラトビア、エストニアへと北上します。
今回は、リトアニアのヴィリニュス1日観光と、日帰りで行けるトラカイ城へのワンデイトリップについて書きたいと思います。
Contents
リトアニア人のおもてなしは素晴らしい!
リトアニアの首都ヴィリニュスに到着。
まずは市内バスに乗って旧市街へと向かいましょう。
バスのチケットを購入し、刻印するのを知らずに席に着きました。(欧州初心者です・・)
すると、美女が微笑みながら声をかけてきました。
「チケットはね、機械で刻印をするのよ」。
私がポケットからチケットを取り出すと、美女はそれを刻印機まで持って行き、代わりに刻印してくれたではありませんか!
その優しさに、スタート時からノックアウトされました。
彼らのホスピタリティはそれだけではありませんでした。
ランチを食べようとパン屋さんに入ると丁寧にオススメや焼きたてのパンを教えてくれたり。
喉が痛かったのでドラッグストアに入ると、症状を細かく聞いてくれ、現地語の分からない私に英語で一生懸命説明をしてくれたり。
接した人だれもが丁寧、かつ笑顔です。
なんというホスピタリティ!おもてなしレベルの高さ!
後々他のヨーロッパの国を見ても、リトアニア人の素朴な優しさはとても居心地の良いものでした。
Gediminas Towerから市街を一望
ヴィリニュスは1994年に世界遺産に登録された街です。
どこか素朴な美しさがあり、人でごった返しているわけではなく、観光客が少ないせいか静かで落ち着いた街です。
そんなヴィリニュスの街全体を一望できるのが、Gediminas Tower。
市内から歩いて登ることができます。
私が行った時にはあいにくの雨でしたが、晴れている日には綺麗に旧市街全体を眺めることができます。
ケーブルカーもあるようですが、歩いても10分くらいで頂上に着きました。
雨の日は石畳が滑るのでケーブルカーを使った方が良いかもしれません!
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旧市街をのんびり歩き、ハンドメイド雑貨めぐり
ヴィリニュスはハンドメイドのコットン雑貨が多いです。
お店と工房が一体になっているところもよく見かけます。
お店と繋がっているので工房の中を見られることも。
旧市街にある雑貨屋さんSenuju Amatu Dirbtuvesはおしゃれなデザイン雑貨や食器、ペンダントや手工芸品など、雑貨好きにはたまらないと思います!
コットンリネンのお店も多く、裏路地歩きが楽しい街です。
聖アン教会とシトー修道院が素敵!
ヴィリニュスの聖アン教会は赤茶のレンガが素敵な教会です。
イタリアやフランスの壮大かつ華やかな教会とは違い、レンガとステンドグラスで飾られ、どこか質素な雰囲気。
質素だけれど、一つ一つの装飾が洗練されていて素敵なのです。
ワンデイトリップ、トラカイ城へ!
2日目はヴィリニュスからバスに乗って約40分ほどの場所にあるトラカイ城へ。
バス停からお城までは一本道で約20分ほど歩きますが、緑に囲まれた可愛い民家や湖を横目に歩くので気持ちが良いです。途中にスーパーもありました。
しばらく歩くと、ガルヴェ湖に浮かぶお城が見えてきます。
まるでゲームにでも出てきそうなお城。
四角と三角とマルの積み木を合体させたようなフォルム。
プカプカと湖に浮かぶ感じもまたゲームっぽい。
このお城は、中世リトアニアの君主によって建設が始まり、住居として使われたり、拡張され軍事的に使用されたりしてきたようです。
内部はまさに中世の騎士が着用していた武器や鎧がたくさん展示されています。
ショーで戦う姿も。
何十種類もある中世の武器の使い方の説明をしてくれました。
はじめはなんとなく見てたのですが、ロード・オブ・ザ・リングなど戦う系のファンタジー映画でよく出てくるような武器の使い方がわかって、結構面白かったです。
トラカイ城はヴィリニュスから気軽に行けるお城でオススメです!
リトアニアは全体的に人も街も素朴で、落ち着いてのんびりと過ごせました。
物価は北の国へ行くほど上昇していくので、お土産のまとめ買いをするならリトアニアで買っておくのが良いかもしれませんね?!
もしヴィリニュスに行かれる際には、何かの参考にしてみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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