こんにちは、ミルmillです。
前回は私が南米へ移住した3つの理由について書きました。
今回は、私がどうやってスペイン語を学んだのかと、学んだ結果について書きたいと思います。
南米生活スタート。グアテマラという国のこと
私は南米では長期、短期ともに3つの国に住みましたが、
移住当初はグアテマラでアパートメントを借りて住んでいました。
なぜグアテマラなのか?
グアテマラという国、ピンときますでしょうか?
私は行く前まではなんとなく南米にありそうな国、としかイメージがなかったのですが、
メキシコの下にあるとても小さな国です。
地図を見るとわかるのですが、
北アメリカ大陸と南アメリカ大陸を結んでいる真ん中のきゅっと細くなっている場所に位置しています。
(わかりますでしょうか・・・?^^;)
グアテマラのガイドブックを見ると、民族衣装を着た女性がとても印象的です。

ちなみに、グアテマラといえば、女優の片桐はいりさんの弟さんが移住してスペイン語学校を運営していることで有名です。
グアテマラでスペイン語を学ぶメリット
グアテマラにはスペイン語の教育施設がとても多くあり、長期的にスペイン語を習得したい場合には格安で授業が受けられます。
その理由は、グアテマラは南米でも最貧国の一つであり、物価基準、最低賃金が低いこともあげられます。
外国人向けのスペイン語教育機関は、グアテマラでスペイン語ができる先生(皆できるのですが・・・)を採用することで、現地で雇用を生み出す機会にもなっているそうです。
ヨーロッパやアメリカなど近隣国からも、たくさんの欧米人が学びにやってきます。
私もグアテマラで半年間、みっちりとスペイン語を学びました。
ちなみに、毎日1日5時間ほどマンツーマンで学んでも、その時は日本円で約3万円もいかない程だったと思います。
学校もコースもたくさんあり、どのくらいの時間スペイン語を学ぶのかは各自が自由に決められますが、
私はいち早く身につけたかったので、3ケ月間1日5時間を、マンツーマンで毎日、午前中と午後にわけて学んでいました。
スペイン語のアルファベットの読み方からはじまり、少しずつ文法を習っていきます。
文法は現在形から初めて過去形、未来系へ。
英語を学ぶ過程とまったく一緒ですね。
スペイン語の場合は時制によって語尾の変形がとても多いので初めはかなり苦戦しました。
やっかいなのは、やはり女性名詞と男性名詞で冠詞が違うこと。
授業中、間違って使ってしまい、よく注意をされましたよ。
うーん。冠詞の違いってそんな大事なことなのか?
と思ってしまいますが、現地人にとっては、日本人でいう「てにをは」を間違えるようなものなのでしょうか。
やはり聞いていて、違和感があるのでしょうね。
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本場スペインとはちょっと違うスペイン語
南米でスペイン語を学ぶメリットとしては、本場スペインで使われているスペイン語とくらべて、
発音がよりクリアに聞こえ、話し方もゆっくりめなので、聞き取りやすく理解しやすいという点です。
発音は、巻き舌以外はアルファベットをそのまま発音すれば良いので、日本人にとっては英語よりも簡単です。
実際、英語圏の人よりも、日本人がそのまま発音するスペイン語の方がキレイね!
と現地人に言われたことが何回かあります。
ちなみに、
私は南米で基礎から一通りスペイン語を学びましたが、南米人のスペイン語は聞き取れても、
いまだにスペイン人のスペイン語は早くてあまり聞き取れません。
使われている単語もちょっと違います。
いわゆる南米で使われている「スペイン語」と、本場スペインで使われている「スペイン語」は、同じスペイン語でもやはり違いがあります。
南米で習ったスペイン語をそのままスペインでも使う場合には、ちょっとハードルが上がります。
初心者からのスペイン語。どれくらい上達したのか?
約半年間、みっちりと勉強したスペイン語。
一体どれだけ上達したのでしょうか?
個人的な感覚として、日常生活で困らない程度までとは言えませんが、
自分が言いたいことはある程度相手に伝えられるようになりました。
日常生活でスペイン語が必要な場合、
たとえば、銀行や郵便局へ行ったり、買い物したりレストランへ行ったり、
そういう場合にはすべてスペイン語で対応できるようになりました。
現地人とは、ちょっとした雑談や、やりとりはできる位になりました。
友人とスペイン語でメールのやりとりができるようになりました。
特に、聞き取りよりも話すことにおいてはかなりレベルアップしたと思います。
スペイン語学習では、英語である程度の下地があれば、似ている単語も多いので、
学習がよりスムーズだと思います。
まぁ私の場合は、最後まで巻き舌はできませんでしたが・・・^^;
次回は、スペイン語を学んだ後、私が現地でできる仕事を探した経緯について書きたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また!
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