レンタカーで観光してみた!フランス アルザス地方の「最も美しい村」

ストラスブール観光の翌日。

今回はフランスで最も美しい村へと向かいます!

ストラスブールについてはこちらの記事に書いています。

 

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ストラスブールでレンタカー

ストラスブール駅近くでレンタカーを借りて、アルザス地方の村々へ向かいます。

国際免許証さえ持っていけばレンタカーの手続きはほぼ日本と変わりないのですが、店から駐車場が離れている上、車のキーをもらって自分たちだけで向かうので、借りた車の操作方法など何かあった時に聞けず、車庫から出すまでに少し手間取りました。

いざ発車するとカーナビがうまく作動せず、結局Googleナビに頼ることに・・・。
この先大丈夫かと少し心配になりながらも、小さな村に向けて出発

 

フランス人も各地から訪れる、オー・クニクスブール城

12世紀に要衝として建てられたオー・クニクスブール城
ボージュ山脈の標高755メートルの場所にそびえる城です。

ストラスブールからは車で約1時間ほどの距離。
城に行き着くまでの山道が入り組んでいて若干わかりにくいですが、Googleナビのおかげで無事にたどり着くことができました!

 

聞くところによると、フランス人や隣のドイツ人からも人気の高いお城だそうで、閑散期でしたが観光客がそこそこいました。
このお城は建造当時の中世から奪い合いが絶えず、城主の変遷も激しかったそうです。

 

城の中はやや薄暗くて中世らしい厳粛な雰囲気。
武器や大砲、ルネッサンス時代の家具などが展示され、食料庫や大きな鉄製ストーブなどは見応えがあります。

城の一番の見所は何と言ってもアルザスの点在する村が一望できることではないでしょうか。

天気が悪い日には霧がかって見えにくいですが、そこは変わりやすい西ヨーロッパのお天気。突然太陽が隙間から顔を出すこともあるので、しばらくの間景色を眺めてみると良いかもしれません。

私たちも全く景色が見えない状態から10分後、ようやく見えてきました。

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ぶどう畑の美しいリクヴィール

ぶどう畑に囲まれたリクヴィールは、フランスで最も美しい村に登録されている村。
観光名所のコルマールやエーグイスハイムなどからも近く、車なら各地から約30分ほどで到着する距離です。

村は城壁に囲まれ、車で立ち入ることができる時間が規制されていました。
どうやら観光客が多い時間帯は入れないようで、城壁外にパーキングがありそこに車をとめて観光しました。

お店の看板が可愛らしいです

リクヴィールでは、リースリングなどのアルザスの有名ワインが生産されています。

透き通るような色のリクヴィールワインは飲みやすいです

 

村一面に広がるぶどう畑には登っていくことができ、一望すると、アルザスののどかで素朴な景色が広がります
秋は紅葉がとても綺麗でした。

ワイン用の葡萄がまだなっていました!

リクヴィールのおすすめホテル、Hotel de la Couronne

ホテルを紹介することはあまりないのですが、今回泊まったホテルがとても良かったのでご紹介します。
可愛い木組みのホテル Hotel de la Couronneです。

一見普通のホテルですが、とにかく内装が素敵!木組みのお部屋に可愛らしい木のインテリア。木組みはアルザス地方によく見る様式で、まるで村のひとつのお家の部屋を借りているような気分になります。

入り口のステンドグラスや廊下に飾ってある絵も凝っていて、楽しい気分になれるホテルでした。

旧市街入り口から近い場所にあり、予め伝えておけば宿のパーキングに車をとめることもできます。

可愛らしい村、カイゼルベルグへ

リクヴィールを後にして、カイゼルベルグへ移動。
こちらも木組みの家と葡萄畑が広がる、のどかでとても可愛らしい村です。

葡萄畑も一面に広がります!

 

アルザス名物ミニクグロフは小腹が空いた時に。
お店によってチョコや紅茶などいろんなフレーバーがあります。

 

La Table Alsacienneで買ったミニクグロフ。
素朴で甘さ控えめでとても美味でした!
紅茶フレーバー、また食べたいです・・・。

カイゼルベルグにはシュヴァイツァー博士の家もあり見学が可能です。

ハウルの動く城の舞台、コルマール

コルマールはジブリの映画「ハウルの動く城」の舞台となっている街。
旧市街は木組みのアルザス風の家屋が並んでいます。

 

ハウルの動く城でモデルになったプフィスタ邸

 

コルマールは、他の小さな村をいくつか見た後のせいか、少し都会的な感じがしました。
木組みの家にも目が慣れてしまったので、ささっと街並みを見て、次の村へと移動しました。

花の村エーグイスハイム

エーグイスハイムはリクヴィールと同様、2013年にフランスで一番美しい村に選ばれた場所です。
春から夏にかけては色とりどりの花で彩られるため、花の村としても有名だそう。

 

また、古代ローマ時代からワインの生産地として開拓されてきたそうです。
村にはワイナリーが点在し、品質の良いワインが生産されています。

Wolfbergerは、観光客でも気軽に入れる雰囲気の大きなワイナリー。
テイスティングバーもあったので飲んでみて気に入ったワインを購入することもできますね。

足元を見てみると、ガラス越しに樽が並んでいました!

 

アルザス地方ではコウノトリが象徴として有名です。

エーグイスハイムのメイン広場で、そのコウノトリの巣を発見!
とっても大きな巣なので一目瞭然です。

教会のてっぺんに見えますか?

コウノトリの巣です!

エーグイスハイムのおすすめレストラン、CAVEAU HEUHAUS

CAVEAU HEUHAUSの明るくておしゃれな店内には、アルザスでお馴染みのワイングラスと可愛らしい紙のテーブルクロスが。サインがたくさん飾られていたので、著名人もやってくるレストランなのかもしれません。

シュークルット(発酵キャベツとソーセージや肉を合わせて煮込んだ料理)や、お肉にお魚、どれもフレンチの上品な味付けでボリューム満点で美味しかったです。
デザートのクリームブリュレも絶品でした!

 

さて、いかがでしたか?

ストラスブールからめぐったアルザスの村々。
素朴なフランスの田園風景は今でも強く印象に残っています。

村は田舎のあちこちに点在しているので、効率的に回るにはやはり車が良いかなと思います。
レンタルが厳しければ、バスツアーなどに参加してめぐる方法もありそうですね。

長文になってしまいましたが、
もし行かれる際には、何かの参考にしてみてください!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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