フランスのカンヌと言ったら、毎年5月に行われる国際映画祭のレッドカーペットが有名ですよね。
ニースから電車で気軽に行けることが分かり、ワンデイトリップで観光してみることにしました。
サントノラ島は修道院のあるサンクチュアリー
ニースから電車で約30分、カンヌへ到着しました。
カンヌは映画祭で有名な場所ですが、それ以上に行きたかった場所があります。
カンヌ沖合に浮かぶレランス諸島の一つ、サントノラ島です。
サントノラ島はカンヌの港から船で約30分で行ける小島。
島をぐるっと1周しても1時間かからないくらいでしょうか。
修道院の島とも呼ばれていて、島では修道士たちが毎日祈りを捧げています。
11世紀、海賊から修道士たちを守るために造られた要塞修道院や、祈りの中心地であるレランス修道院のみが島の大きな建物で、あとは修道士たちの共同生活を送る家や、小さな教会で成り立っています。
島の大部分に広がるのは広大なぶどう畑。今はオフシーズンでした。
修道士たちの仕事はぶどう畑でワインを造ることなのですね。
レランス修道院。修道士たちが祈りを捧げながら、共同で生活をしています。
島の要塞には登ることができ、美しい景色が広がります。
島にあるものは素朴な自然と祈りと労働だけ。
まさにサンクチュアリーという言葉で表現されるのにぴったりの島。
レランス諸島にはもう一つサントマルグリット島という島があります。その島の砦にはかつて鉄仮面の男が収監されていたことで有名らしいです。
映画祭のレッドカーペット。なんか違う?
サンノトラ島に行った後は国際映画祭が開催されるPalais des Festivals et des Congresへ。
港から歩いて15分ほどでしょうか。
見つけました!レッドカーペットの場所。
写真をパチリ。もう一回パチリ。
警備員らしき人にジロジロ見られています。
最後にもう1回だけ眺めて、よし、行こう!
・・・そんなもんですな、だって普通の階段ですもん。
そして歩くこと、1分。
奥まった場所にまた違う階段が見えてきましたよ。何かのイベントがあるみたいで、その階段までは関係者しか入れないようになっていました。
もしかして、これがあのレッドカーペット?・・・
完全に勘違いしていました。
おそらく私が見たのは併設するシアターの階段。見た目そっくりなんですもん!
警備員の人、勘違いしているアジア人がいる、と心の中で思っていたことでしょう・・・。
行かれる方は、歩道沿いにある階段ではなく、歩道奥の広場にある階段を写真におさめましょう!
スポンサーリンク
お土産ならお洒落なアンティーブ通り、メナディエ通りがおすすめです
カンヌから帰りの駅に向かう途中に通ったアンティーブ通り。
この通りはカンヌらしいハイセンスなおしゃれ通り。
ブランドやファストファッションなどのお店が並ぶ通りです。
駅前にある通りと沿っていて、駅からもすぐに行くことができますよ!
そして、もう一つはメナディエ通り。
こちらも駅近で、よりローカルな雰囲気で、雑貨やお土産屋さんなどが立ち並びます。
フランスの代表的なパン屋さんPAULもあります。
サクッとご飯を済ませたい場合は、メナディエ通りの庶民的なパン屋さんでお惣菜バケットをテイクアウトして、港でのんびり食べるのも良いですよ。
私は豪華なクルーザーを眺めながらベンチでのんびりいただきました!
いかがでしたか?
カンヌへ行かれる際には、何かの参考にしてみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。