前回は、世界三大クリスマスマーケットの一つ、ニュルンベルクのクリスマスマーケットをご紹介しました。
今回は、ニュルンベルクから電車に乗ってバンベルクとローテンブルク・オプ・デア・タウバーの2つのクリスマスマーケットをご紹介します!
バンベルクは素朴でどこか懐かしい田舎町
ニュルンベルクから電車で約40分。
バンベルクは私が旅をしたヨーロッパの中でも特に好きな街です。
町の規模は大きすぎず小さすぎず、ほどよい田舎町と言った雰囲気で、徒歩でのんびりと散歩して歩くのが楽しい町です。
観光客もニュルンベルクやローテンブルクほどは多くはないので、地元の雰囲気をたっぷりと味わうことができます。
くすんだ赤茶色の屋根が連なるバンベルクの町。
バンベルクのクリスマス市は、ニュルンベルクよりはこじんまりしていますが、その分人も少ないのでゆっくりと観てまわれます。
バンベルクはクリッペ(キリスト誕生を模した人形の置物)が有名なようで、木製や陶器製、ガラスのものまで大小様々なクリッペを見ることができます。
中心部以外でもクリスマスマーケットは開催されていて、中でも良いなぁと思ったのは、バンベルク城近くのElisabethenkirche教会広場で開催されていたローカルなクリスマス市。
サンタさんが登場して子供たちにお菓子を配ったり、伝統的なガラス工芸の実演をしていたり、地元作家が作ったクリスマスオーナメントなど、ユニークで地元感に溢れていてかなり面白かったです!
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ローテンブルクはクリスマス雑貨とカフェめぐりがおすすめ!
ローテンブルク・オプ・デア・タウバー(以下、ローテンブルクと略)はロマンチック街道に位置する、こじんまりとした可愛らしい城壁の町。
ニュルンベルクからは乗る電車にもよりますが、約1時間10分~1時間30分、バンベルクからは電車で約2時間の距離です。
ちなみに私は電車でニュルンベルク→バンベルク→ローテンブルクの順番で、最後にまたニュルンベルクへ戻ってくるルートでまわりました。
ローテンブルクは観光名所を全て巡っても半日~1日あれば十分なくらいとても小さな町です。その分、ドイツらしい木組みの家やメルヘンチックな建物がギュッとまとまっていて雰囲気はとても可愛らしいです。
ここでのおすすめは、クリスマス雑貨を扱うお店めぐりと、カフェでお菓子とコーヒーかなと思います。
クリスマス市もあるのですが、町自体が小さいので、規模もかなり小さい印象でした。じっくり見て回ってもさほど時間はかかりません。
そこでおすすめなのがカフェ。
クリスマスシーズンにはドイツのカフェにはシュトーレンやレープクーヘンなど、名物のお菓子がたくさん並びます。
ここローテンブルクでは、シュネーバルというお菓子が有名です。
直訳すると「雪の玉」だそうです。
硬めの揚げドーナツのようなイメージで、シナモンやチョコフレーバーなどいろいろな色のシュネーバルがあります。
ころんとした見た目の可愛さについ購入したくなるお菓子です!
他にもクリスマス雑貨を専門に扱うお店やテディベア専門店などが軒を連ね、お店めぐりが楽しい町です。
夜のイルミネーションも美しく、クリスマス気分を一層盛り上げてくれますよ!
いかがでしたか?
それぞれの町のクリスマスマーケットを鉄道でめぐりました。
ニュルンベルクと違い、バンベルクもローテンブルクも小さな町です。
でも、ニュルンベルクの大混雑を離れて、クリスマスマーケットをゆっくり堪能できたのは小さな町のほうでした。
どちらもニュルンベルクから日帰りも可能な距離なので、ニュルンベルクのクリスマスマーケットに行く場合は少し足を伸ばしてみても良いかもしれません。
もし行かれる際には、何かの参考にしてみてください。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!