ヴェネチア仮面カーニバルからの、鉄道でフィレンツェに向かう途中にあるボローニャ。
経由地なので、せっかくならばと寄り道して、半日観光することにしました。
ボローニャといえば、やはりボロネーゼの本場ですよね。
ちょうど到着はお昼時。本場のボロネーゼも食べてみたいところです!
ヴェネチアからボローニャに到着。
まずは、駅から歩いて約20分のマッジョーレ広場へと向かいます。
道は比較的簡単で、駅を出て左方向にあるインデペンデンツァ通りをまっすぐに進むと中心の広場に出ます。
だいたいの観光名所はその周辺にかたまっているので、歩いても十分観光できる範囲です。
ボローニャはアーケードの街!
インデペンデンツァ通りを歩いていて印象的なのは、道なりに延々と続くアーケード。
アーケードはボローニャのいたるところにあります。
というか、街の中心部はほぼアーケードになっているので、買い物途中で雨に濡れる心配はありません(笑)
アーケードには服やカバンやアクセサリーなどファッションのお店が多く、ショッピングの街と言っても過言ではないくらい、たくさんのお店が並んでいます。イタリアの有名ブランドのFurla(フルラ)はボローニャ発祥だそうです。
インデペンデンツァ通りを歩いていると、大きな広場(Neptune square)に突き当たります。
右手には図書館Biblioteca Salaborsaがあります。
重厚感のある建物で、観光客が吸い寄せられていきます。
内部はまるで博物館のような内装で、たくさんの人が本を読んだり学生が勉強したりしていました。
旧ボローニャ大学と人体解剖室(Teatro Anatomico)
マッジョーレ広場からボローニャ大学へと向かいます。
ボローニャ大学は1088年に建てられたヨーロッパ最古の大学です。
また、世界初の人体解剖が行われた場所でもあります。
解剖室があるのは2階。
入ってみると、解剖室と言っても無機質な感じは無く、大理石の解剖台を中心に、シャンデリアや木材で囲まれた空間でした。
当時はここにヨーロッパ中から優秀な学者や生徒が集まっていたのですね。
正面には皮を剥がされた人の彫刻が。
人体の全身の筋肉組織が緻密に表現されていて、ここが解剖室であったことを実感します。
室内には日本語の説明文も用意されていました。
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ボローニャの斜塔に登って市内を一望
ボローニャの斜塔(アシネッリの塔とガリセンダの塔)は当時の中世貴族の権力の象徴でした。
中世のボローニャには他にもたくさんの塔が競うように建っていたそうですね。
アシネッリの塔には登ることができます。
薄暗い中、とっても狭い階段をすれ違いながら登っていきます。
頂上から見た景色は赤茶色の街。
本場ボロネーゼをいただきましょう
さて、お腹も空いてきたので、お手頃なボロネーゼがたべられるお店を探してまた歩きます。
普段ヨーロッパでレストランに入ることはあまりないので、ちょっとワクワク。。
地元の人で混んでいるお店を見つけ、入ってみました。
ボロネーゼがきました!
ボロネーゼは日本ではスパゲティですが、イタリアではタリアテッレ(平らな麺)でいただきます。
日本で食べるボロネーゼと違いトマトソースは少量で、どちらかと言うと、肉そのものの旨みを感じます。タリアテッレとの相性は抜群で美味しかったです!
お店を出て、また少し歩いてみます。
街にはイタリアならではのサラミやプロシュート、精肉店や青果店など食品を扱うお店がたくさんありました。
他の大都市と比べて、ローカルな雰囲気を感じることができる街です。
ボローニャでの滞在時間は4時間ほどでしたが、見たい場所はゆっくり観光することができたと思います。
観光名所は近辺にまとまっていて観光しやすかったです。
また、お店がたくさんあるのでショッピングにも良い街だと思いました。
もし行かれる際には、何かの参考にしてみてください!