ルクセンブルク。
聞いたことくらいはあるけれど、あまり日本人にとっては馴染みがない国ですよね。
今回はベルギーを起点としてフランスのストラスブールに向かう途中で、ルクセンブルクに寄って観光することにしました。
Contents
ベルギーから高速列車(IC)に乗って、ルクセンブルク駅に到着。
まずは駅のインフォメーションセンターへ。
ルクセンブルクの要塞付近は、渓谷から下る道が分かりづらいので、ここで市内の観光マップをもらっておくのがおすすめです。
ルクセンブルクってどんな国?
ルクセンブルクは西ヨーロッパの小さな国で、ベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの隣接する3小国)を構成する1国です。
その大部分が近隣諸国の移民で占められています。なので話される言語もドイツ語、フランス語、ルクセンブルク語と様々。
渓谷にそびえ立つ立派な要塞が多い国でもあり、ルクセンブルク市の古い街並みと要塞群は世界遺産にも登録されています。
その昔、ローマ帝国やゲルマンをつなぐ要所であったことから様々な国との争いがあり、小国に強固な城壁を築いて守ることは必要だったのですね。
ルクセンブルクでは今もなお残されている高い壁や砲台を間近に見ることができます。
展望の美しい要塞!まるで迷路?ペトリュス渓谷のボックの砲台をめぐる
ルクセンブルク駅に到着したら、宿に荷物を置いて中心街まで約20分ほど歩きます。
まずは中心街近くにあるペトリュス渓谷のボックの砲台へ。
渓谷にはいくつかのビューポイントがあり、そこから眺める渓谷と川、中世の街並みはとても美しいです。
見下ろすとルクセンブルクが城塞都市なのがよくわかります。
要塞の中には入ることもでき、小さな博物館や砲台、暗くて迷路のような通路が広がっています。(冬季は閉まっているようです)
下まで行くと本当に迷路で、同じ場所を何度も立ち往生してしまいました。
地下につながる要塞はなんと25キロほどもあるそうです!
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緑豊かな渓谷が美しい!Grund(低地)をのんびり歩き
ペトリュス渓谷から景色を眺めた後は、渓谷を下りGrund(低地)まで歩きます。
低地まで下りると、近くに中心街が広がっているとは思えないくらいの自然と静けさが。
下から見上げて見る切り立った渓谷は圧巻です!
低地は観光客が少ないのでのんびりと散策ができますよ。
上品なグレーの屋根の家々も素敵です。
ノートルダム大聖堂で細長すぎる尖塔を見上げる
細長くて鋭い尖塔が印象的なルクセンブルクの教会。
まるで空を貫くようにまっすぐ伸びた細長い尖塔を持つノートルダム大聖堂。
内部のステンドグラスが素敵です!
チョコレートバーのココアで一休み。Chocolate House
要塞を歩き疲れたので、ちょっと一休み。大公宮の前にあるChocolate Houseへ向かいます。
観光客向けのカフェかと思いきや、地元の人にも人気のお店なようで、タルトやケーキを買い求める地元客で混雑していました。
ベルギーでは歩けばチョコ三昧でしたが、お隣ルクセンブルクでもチョコレートは有名です。
チョコレートバーを溶かして飲むココアをいただきました。
程よい甘さでカカオの風味がして美味しかったです!
店内にはキャラメルやバニラやナッツなど10種類以上の様々なフレーバーのチョコレートバーが売っています。
見た目のデザインもおしゃれなのでお土産にも喜ばれそうです。
洗練されたルクセンブルク市街を歩く
ルクセンブルク市街はとても整備されていて綺麗で歩きやすいです。
ショッピング街はおなじみのヨーロッパブランドのお店が並びます。
おしゃれなカフェやレストランも充実しています。
レストランは多国籍!いろんな国の料理を食べに行く
ルクセンブルクはさすが他民族が暮らす国。駅周辺や街中にはアジアや中東などいろんな国のレストランがありました。
ずっと続いていた西洋料理に飽きてきた頃なので、インド料理屋さんに入ってみます。
ルクセンブルク駅から徒歩3分ほどの近い場所にあるNamaste Restaurant。
上品な内装で、もちもちのナンとインドの本格カレーがいただけるお店です。
私たちはナンとカレーを頼みましたが、セットで大盛りの白米がついてきたので、かなりのボリュームがありました。人数分頼むよりもシェアするのが良いと思いました。
野菜カレーは大きめの野菜がごろごろと入っていて優しい味。ここにきて野菜不足が解消しました。インドの香辛料があまり気にならない人には、深い味わいの美味しいカレーだと思います!
さて、いかがでしたか?
ルクセンブルクは、小国ながら今まで行った国の中でもとても印象に残っている国です。
緑に囲まれた城塞都市。観光名所は少ないので、街歩きがメインになりますが、
街は綺麗に整備されていて、治安も良い印象でした。
のんびりとした雰囲気で、落ち着いて観光できる都市です。
もし行かれる際には、何かの参考にしてみてください!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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