北欧スウェーデン。
イメージとしてはH&MやIKEA、そしてフィンランドと同じく、すらっと背の高い美男美女の多い国でしょうか。
個人的な感想ですが、旅をしていて、ヨーロッパでは概ね良いイメージが先行して、現実は少し違うことが多い気がしています。これはあくまでスウェーデンの話ではないのですが。
南米を旅していた時は、実際とイメージでは、実際のほうが良かったことの方が多いので、
やはりメディアの影響は大きいなと思います。
オランダからLCCのTransavia航空を使い、スウェーデンのストックホルムに到着しました!
Contents
北欧のヴァイキング!ヴァーサ号は大迫力
ホステルに滞在中、いろんな人におすすめされたのがヴァーサ博物館。
その日はIKEAの本場に行ってみようなんて考えていたのですが、あまりに勧められたのでIKEAはやめて博物館に行くことにしました。
ホステルから港に沿って歩くこと約35分。
意外に広いなストックホルム・・・。
ヴァーサ博物館に到着です。
入場口にはたくさんの学生の列が出来ていました。きっと課外授業ですね。
入場するとすぐ目の前に、とてつもなく大きな船が!
あまりの迫力に圧倒されてしまい、しばし唖然としてしまいました。
ユニークな展示が面白いヴァーサ博物館
まるで映画に出てきそうな、宝の山が積まれていそうな謎に満ちた船。
ヴァーサ博物館は、その展示方法がおもしろく、
地下から上階に上がるにしたがって、船の全貌の謎が解けていきます。
ほんの一部ですが、展示に日本語もあります。
船の内部はどうなっているのか、どういう人が乗っていたのか、船での生活、船の保存方法など分かりやすく展示があります。
とくに驚いたのは地下展示。
沈没当時の人々の顔や風貌などが、海中から発掘された人骨によりそのまま再現されています。また、海から引き上げられ、バラバラになった船体の修復過程が展示され、長年を費やして少しずつ再現されてきたことがわかります。
どれもが見応えのある内容で、あまり船に関心が無かった自分でも最後は興奮していました!
とにかく行って良かったと心から思える博物館でした。
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世界遺産の旧市街ガムラスタンを歩く
ヴァーサでだいぶ興奮してしまったので、少し落ち着いて街を歩くことにしました。
ガムラスタンの旧市街は中世ヨーロッパを感じる古き良き町並み。
なんでも街の発祥は13世紀だそうで、歴史を感じさせる建物が並んでいます。
その大部分はレストランやお土産店となり軒を連ねます。
坂を登りノーベル博物館のあるStortorgetへ。
博物館では過去のノーベル賞受賞者の功績が展示されています。
入場無料で、科学や物理や病理に興味がある人なら面白い内容と思います。
日本人受賞者の偉業も見ることができます。
ガムラスタンには他にも、大聖堂やストックホルム宮殿、中世博物館など多くの見所がありますよ!
セーデルマルム島でストックホルムを一望。地元の人で賑わうショッピングの島
ガムラスタンから南方向に歩いてセーデルマルム島へ向かいます。
セーデルマルム島のMonteliusvagenは高台にあるビューポイント。
ストックホルムの海と美しい街並みの全景を見下ろすことができます!
美しい街並みを見た後は、Soderledstunneln大通りを通ってさらに南下します。
ファストファッションやインテリアのお店、カフェやショッピングセンターなど多くの人が行き交う通りです。
ガムラスタンは観光客が多いですが、こちらは地元の人で賑わう島といった印象。
一本道ですが坂が多く、商店街がずっと続いているので、それなりに歩きます。
お洒落なお店が点在し、北欧デザインのインテリアや雑貨のお店も多く、興味のある人にはおすすめの場所です。
ストックホルム市庁舎へ。ノーベル賞受賞式の晩餐会場です。
内部は時間制のガイドツアーで見学できます。
ユールゴーデンは北欧らしい景色、自然の多い癒しの島
ヴァーサ博物館や屋外美術館のスカンセン、ノルディック博物館、ABBAのミュージアムは、ユールゴーデン島にあります。
博物館に行く前に、ユールゴーデンを少し散策してみました。
緑や水に囲まれ空気が澄んでいて、とても気持ちが良かったです!
まさに都会にいながら、北欧の自然を堪能できる場所ではないでしょうか。
時間があるならここでゆっくり自然を楽しむのも良いかなと思いました。
帰り道、ガムラスタンから北上し、へランズホルメン島を通過してDrottninggatan通りへ。
スウェーデンブランドのH&Mを代表するファッションのお店がずらりと並ぶショッピング通りです。
1日中ストックホルムを歩き回って、夜19時頃。すっかり暗くなりました。
ひとり旅だったので、今回交通機関は使わずに、気ままに歩いて回りましたが、
ストックホルムは思った以上にとても大きな街でした。
上手に交通機関を使えば時間の節約ができたかもしれません。
まさに「水の都」というのにふさわしい、とても美しい街でした!
もし行かれる際には、何かの参考にしてみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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