突然ですが、ヴロツワフって言いづらいですよね。
日本語ではじめがヴで始まる言葉ってなかなか無いですもんね。
バスの運転手さんに言うのに何回か噛んじゃいましたよ。
なんでも「小人の町」で有名らしいのです。
オランダから直行便は無く、ベルリンからバスに乗りヴロツワフを目指すことにしました。
Contents
着いたら美味しいポンチキを食べましょう
ベルリンからヴロツワフへはBerlinZOB(バスターミナル)からバスで約4.5時間。
ポーランドの高速バスといえば真っ赤な車体のPolski Bus。なかなか快適な格安バスです。
のんびりした風景を眺めながらヴロツワフに到着します。
ヴロツワフバスターミナルから観光地の集まる旧市街までは歩いて約20分。
その前にお腹が空いたので、早速ポーランド名物のポンチキをいただきます。
ポンチキはポーランド版の揚げドーナツです。
【Stara Paczkarnia】というお店はヴロツワフのポンチキ屋さんでは人気なようで、大行列ができていました。
ウィンドーにざっと並べられたポンチキをみると、りんご、キウイ、いちご、ラズベリー、チョコ、バニラなど色々なフレーバーが。
(日によって並ぶ味が違うようです)りんごとキウイを購入しました。
これが揚げたてふっわふわ!
食べてみると、中のジャムは少なめでしたが生地が美味しいです。
これは何個でもいけるヤツだ。
日本円で1個68円くらいです。
小人を発見しよう!ユニークな銅像たくさん
さすが、小人の街ヴロツワフ。街中にたくさんの小人がいますね~。
銅像とはいえとっても小さいので、それなりに目を凝らして探さないと見つかりません。
観光名所ではかなりの確率で見つけることができます。
街中にいる小人に全て会いたい!という場合には、お土産屋に小人がいる場所がわかる「小人マップ」なるものが売られていたので買ってみると良いかもしれません。
小人だけではなく、ユニークな銅像が多いのもこの街の特徴です。
街にゾンビ?!(Pomnik Anonimowego Przechodnia)
可愛い動物たち(Pomnik ku Czci Zwierzat Rzeznych)。
ビ、ビリケンさまですか?!
町の中心部を歩いてみます。
旧市街は淡い色合いの大きな建物が並び、とても素敵です。
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東欧らしい景色に会える場所。オーデル川沿いを歩こう!
旧市街の北側には名門ヴロツワフ大学があり、そのすぐ側には美しいオーデル川が流れています。
ここからの風景は素朴な美しさがあり、東欧の風景を感じられるような場所です。
対岸にはCathedral of St,John the Baptistがそびえています。
大パノラマ画!Panorama of Raclawice Battleでポーランドの歴史を知る
川沿いを歩いていると公園があり、南方向にはPanorama of Raclawice Battleが見えてきます。
ポーランドの戦勝の歴史を知ることができる大きな1枚の絵画が見られます。
1枚とは言っても建物360度が1枚の絵画ですから、すごく見応えがあり臨場感もあります!
絵のストーリーを知る上で日本語のオーディオガイドも用意されているので、それを聞きながらじっくりと鑑賞することができますよ。入場は時間制です。他ではあまり類を見ない場所なで面白かったです!
オーデル川周辺は個人的にはヴロツワフに来て良かったと思える一番の場所です!
川沿いを歩いていると、ローカル市場もありました。
きのこの種類が豊富で、みているだけで楽しかったです。
ちょっと怖い。Church of St.Elizabethに登りヴロツワフ一望
ゴシック様式のChurch of St.Elizabeth。上は展望台になっていてヴロツワフの街が見渡せるとのこと。
それはそれは・・・高いところにはぜひ登っておきたいものです。
たくさん階段を登るのだってもう慣れました。
いざ頂上へ。
教会の階段は螺旋状になっていて、狭くて段差もそこそこあるので割と大変です。階段を登り終えて展望台へ出ます。
・・・た、高い!!
というか、ちょっと怖いじゃないですか。
塔と塔を結ぶ橋のような場所から下を眺められるようになっており、その「橋」のようになっている感じがなんとなく怖いのです。
その日は風も強く、意気込んで登ったのは良いですが、恐る恐る写真を撮りすぐに降りてきましたよ。
後から写真で見ると、曇っていますがヴロツワフのくすんだ赤茶色の景色が美しかったです(笑)
ポーランド有名陶器Ceramica Boleslawieckaのお店へ行ってみよう
ポーランドといえば、ボレスワヴィエツの陶器が有名ですね。
深いブルーの温かみのあるデザインが印象的。ボレスワヴィエツの街はヴロツワフからは120キロほど離れた所にあります。
車で行けないことはないですが、やはり遠い。
調べてみるとヴロツワフにも店舗がありました。
シェンキエビツァ通りとシフィエントクシスカ通りがちょうど交差する場所にある【Zaklady Ceramiczne BOLESLAWIEC】。
ヴロツワフスキエゴ植物園のすぐ近くです。
旧市街からは多少歩きますが、散歩がてら行ってみると、たくさんの陶器が現地価格で購入できますよ!
こちらは、お土産に良さそうなちょっとおしゃれなポーランド雑貨のお店【folkstar】
一人旅でも気軽に入れる!お手頃ポーランド料理 Bazylia へ
夕方になり、ヴロツワフ大学の前をうろうろと歩いていました。
そろそろご飯時だと思いながら通り過ぎると、何やら地元民で混雑している食堂【Bazylia】を発見。
入ってみると、カウンターにはずらりとローカル料理が。ジュレック(発酵麦のスープ)、グジボヴァ(きのこスープ)、ピロギ(ポーランド餃子) 、ゴヴォンプキ(ポーランド版のロールキャベル)など、他にもたくさんの種類がありました。
お惣菜からカツレツなどの揚げ物も豊富!
自分で好きな物だけ選んで取って、最後にお会計をするスタイルです。
ローカル価格でかなり安く食べられる上に、味も美味しくておすすめです。テイクアウトもできますよ!
いかがでしたか?
ヴロツワフは素朴な東欧の景色がとても印象に残っています。
もし行かれる際には、何かの参考にしてみてください!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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